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秋のお彼岸

9月23日 今月は毎月の月参りに「生駒聖天」宝山寺で行われた宝山寺(万灯会)に行って参りました。
昨日からの大雨で今日は中止になるのではと思っておりましたがおかげさまで夕方から晴れ!
少し肌寒いでしたが山門へと続く石段には献歌を書いた行灯が並べられ1万灯もの灯りが灯されます。
今日は奥の院の行灯に一灯一灯火をつけながら、行灯にお一人お一人の願いや思いを読み、人の心を感じさせていただく素晴らし時間を頂きました。
「無病息災」「良縁祈願」「大願成就」など その中に「ありがとう!」を見つけたときなんて優しい生き方をしてる方だろう!私の心が洗われていく思いでした。
次に「不殺生」「不ちゅう盗」「不邪淫」「不妄語」「不綺語」「不悪口」「不両舌」「「不慳貪」「不瞋恚」「不邪見」が並んでいるのを見て意味はわかるけど何だろう?と思い奥の院の方にお聞きしましたら、これらは「十善戒」だと教えて頂きました。当たり前のことをついつい忘れがちな私どもに今一度教えを頂いた気がします。
仏教とは、悟りを得て仏になるための教えです。
仏といっても死ぬことではなく、この世にある全ての苦しみから離れて、常に幸福な気持ちでいられる自分になることです。

お彼岸とは…

元々梵語の波羅蜜多を漢沢した「到彼岸」のことだそうです。
煩悩に満ちた世界「此岸」(しがん)から解脱した悟りの世界涅槃を指します。
こちら(此方)お岸をあちら(彼方)の岸と言う意味だそうです。
太陽が真東から上って、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を彼岸と呼びます。
この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行く事が出来ると考えられていたのです。
春は牡丹の花にちなんで「牡丹餅」ぼたもち
秋は萩の花にちなんで「おはぎ」

 

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