昨夜は大文字、松ヶ崎妙法、舟形万灯籠、左大文字、鳥居形松明の五山の炎で、お精霊さん(死者の霊)をあの世に送り届ける、京都ならではの祀り事でした。
私が子供の頃には二階から大文字の「大」の文字を丸盆に水を少し入れて鏡のように映し出し、「無病息災」を念じるとよいと言われて、なかなか映し出すのが難しかった事を思い出します。
こんな風情を楽しまさせてくれた時間に感謝したいと思います!
人は死者を弔う事で自分の煩悩に許しを乞い、仏様に祈りを捧げる。
それは明日を生きるため、命ある限り生き続ける為ではないでしょうか?