私はつい先日「古稀」を迎えました。
古稀の名前は、中国の唐の詩人、杜甫の「曲江」という誌のなかにある「人生七十古来稀」からつけられたものです。「人の一生は短いもので、七十歳まで長生きする者はめったにいない」という内容です。
自分の人生、七十年間紆余曲折、波瀾万丈の人生送ってきましたがそれが私に与えられた「占い」の仕事だと思っております。
ご相談にお越しいただいた方に寄り添ってお話し出来ることは私の天命だと自負しております。
人生は苦しい事、悲しいこと、病んでいる時に多くのことを学び、心が動き気ずきが与えられたます。それが越えられた時全ての痛み苦しみを手放せます。
人生は自分が主役のドラマです。素敵な主役を悔いなく演じきってください。
今月は「花祭り」
4月8日はお釈迦様の誕生日です。
伝説によると、お釈迦様はお生まれるとすぐに7歩歩き、四方を見ながら右手で天を、左手で地を指し「天上天下唯我独尊」と発したそうです。そして、これに歓喜した9つの竜(九頭竜)が甘露の雨を降らせ、産湯にしたといいます。
花祭りではこの伝説にちなみ、お釈迦様が生まれたときの姿を表した「誕生仏」を花で飾った小さいお堂「花御堂」に安置し、甘露の雨ならぬ甘茶をかけます。お釈迦様を甘茶で濯ぐことから、「濯仏会」とも呼ばれています。
お寺で仏様にかけた甘茶を頂いて帰り、飲むと無病息災の霊験があるとも、甘茶で摺った墨で習字をすると字が上達するともいわれてました。